5月 17

ベルギーの巨匠、ダルデンヌ兄弟の最新作です。

少し前ですが恵比寿ガーデンシネマにて鑑賞しました。

『ロゼッタ』『息子のまなざし』『ある子供』など、ドキュメンタリー出身ゆえの手持ちカメラ映像だけれども緻密で的確なショットが非常に印象深く、ヨーロッパ諸国の底辺社会を通して生き生きとしたドラマを描きます。

本作では不法移民問題が挙げられています。

詳細なあらすじは公式サイト(http://lorna.jp/#/top/)に任せます。

ただ思ったのは「好きになった」とか「惚れた」とか、他者に寄せる好意がインフレ気味の昨今に、そんなちゃちなレベルではなくもしくは別次元で他者を想うということ、そんな祈り・沈黙・慈母の感情が生起する過程を見たようで、いつもながらの不意のラストシーンもあいまってほけっとなってしまいました。

ロルナが自転車追っかける瞬間の笑顔はすごかった。

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